カプラ(連結器)

「カプラ」とはトラクタとトレーラを連結する装置です。シンプルな仕組みで、簡単に取り外しができます。

カプラの使命とは?

  • トレーラの前後荷重を支え、合わせることで安全にトレーラ輸送を行えること
  • 使用中に変形、作業不良がなく、堅牢で耐久性に優れていること
  • トラクタの乗り心地が良く、操安性に優れていること
  • 整備が容易なこと

国内販売シェア 70%!!

国内唯一のカプラメーカーであるソーシンでは、第5輪荷重4トンから60トンまでの用途に合わせたシリーズを製造・販売しており、すべてのお客様のご要望に対応可能です。
ソーシンの前身である旧各和精機㈱の時代から50年の実績(1963年1月製造・販売)を持ち、国内主要メーカー殿からの高い信頼のもと、国内販売シェア70%に至っております。

1軸カプラ

ピッチング(前後方向の制御)のみを行います。高速輸送に適しており、ドライバーに与える衝撃を緩和するよう配慮しています。


許容五輪荷重 DLリンク DLリンク

2軸カプラ

ピッチング、及びローリング(前後、左右方向の制御)を行います。悪路走行における重量物運搬に優れています。またローリングの揺れ量をアジャスティングウェッジで調整すると、1軸型としても使用できます。

許容五輪荷重 DLリンク DLリンク

ソーシン製カプラの特徴    

1.カプラベース本体の材質は堅実・堅牢な鋳鋼材を使用

  • 寒冷地での低温化における優れた強度を確保しています。
  • 万が一の横転を伴う事故の際も優れた堅牢性で被害を抑制します。

2.連結機構は堅実・堅牢で信頼性の高い「ダブルジョー」方式

  • キングピンを360°且つ2段にて完全にグリップし、キングピン及びジョーの摩耗寿命をより長く保ちます。
  • キングピンとジョーの隙間を無段階に調整でき、それにより走行時の 異音・ガタの抑制、異常な偏摩耗を防止します。
  • 定期的な隙間調整によりキングピン及びジョーの摩耗寿命が格段に 長くなるため、部品交換などのメンテナンス費用の抑制が可能です。
  • (隙間調整の方法はこちらの資料「点検・整備要綱」をご覧ください。)

    3.ロックガードにより適切な連結を補助

    • ロックガードは連結前の開いたダブルジョーの間に入り込み、高さ不整合等の不正連結を未然に防止します。

    4.バリエーション豊かな軸受機構

    • 「厚肉ラバーブッシュ式」・・・360°の範囲で衝撃を吸収し、乗心地・操安性・連結時の静粛性に優れています。
    • 「ラバーマウント式」・・・軸受部を上下のラバーで挟み込み、トレーラからの振動やショックを吸収、操安性に優れています。
    • 「ピン式」・・・簡素な構造ながらも過大な荷重をがっちり支えるピッチング性に優れています。

    スライドカプラ 

    牽引するトレーラに合わせ、第5輪の位置を簡単に変更できるので、トレーラを選びません。 また、オフセット位置の変更により、効率よくトラクションを駆けられます。これにより走破性、操安性等のアップが図れます。
    (※スライド量に応じて第五輪荷重の制限が必要です)
    現在ご利用の車両への乗せ変えも可能です。ぜひお問合せください。


    カプラがスライド機構により可変するため、さまざまなトレーラとの連結が可能。1台で複数のトレーラに対応でき、悪路や雪路などでの安全走行にも貢献します。

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